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蕃山・西風蕃山(ばんざん・ならいばんざん)
・場 所:仙台市青葉区
・踏査日:1998、2002.2.19、
・標 高:蕃山356m、西風蕃山372.5m
・説 明:仙台宮城ICに近い大梅寺口から古い石段の参道を登り始めるとユーモラスな石像が迎える。なだらかな尾根道には、鮮やかなツツジや春リンドウの花と野鳥たちが心を和ませる。ここは大都会・仙台に残されたオアシスかもしれない。
・コース:大梅寺登山口(90分)~開山堂(30分)~西風蕃山
・文参照:みやき県政だより






大梅寺入り口


古い石段の参道 眠雨句碑案内で進む


途中ハイキンクコース入口があるが眠雨句碑案内で進む


階段両脇にユーモラスな石像群








仙台市指定木 大梅寺のこうやまき 250年



仙台市指定木 大梅寺の椿 200年


仙台市指定木 しだれ桜 270年




仙台市指定木 ヒヨクヒバ 320年


観光客ご遠慮の札あり 大梅寺本堂


眠雨句碑沿いに進む




        甘泉筧(かんせんかけひ)の清水
 蕃山のふもと、大梅寺裏の竹やぶに湧き、甘い香りがするということから「甘泉筧」と呼ばれた。昔は音をたてて流れるくらい多かった水の量も、今ではかなり少なくなってしまったが、寺の庫裏の石造りの貯水槽まで引いて、飲み水として今でも大切に使われている。







仙台市遊歩道と合流




大梅寺に至る1.54㎞
折立に至る0.68㎞
蕃山開山堂に至る0.32㎞




 開山堂には大梅寺を建立した雲居禅師と禅師を助けたマタギの元祖、磐司・磐三郎兄弟の像が安置されています。1607年雲居は、愚堂ら6、7人と行脚に出て、仙台の虎哉宗乙に会っており、元和元年(1615年)以降も、若狭国小浜、伊予国松山、奥州会津若松、伊豆熱海、摂津・勝尾山などへ行脚を続けた。そして、度重なる伊達政宗の要請を断りけたが、仙台藩二代藩主伊達忠宗(だてただむね)により松島瑞巌寺(ずいがんじ)に迎えられた。55歳のときだった。雲居禅師は、名僧の誉れ高く、晩年を自ら建立した大梅寺(たいばいじ)で送り、1659年78歳で没した。この書は、大梅寺に残されたもので最晩年の枯淡孤高(こたんここう)の書風を表している。





栗生への分岐


東北電力鉄塔


西風蕃山に至る0.33㎞






西風蕃山 無線塔





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